フレーベル館の
ものづくり
“子どもたちの未来”を支えるフレーベル館
フレーベル館が、最も大切にしているのは子どもたちです。無限の可能性を秘めた子どもたちが、「知」と「感性」にあふれた豊かな心を持った大人になることを願っています。幼少期は、その後の成長に大きく影響していく重要な経験を積む時期です。その時期にお使い頂くフレーベル館の製品は、子どもたちの「健やかな育ち」に役立ち、安心・安全でなければならないという想いを持っています。
恩物(おんぶつ)は、“幼児教育の父”と呼ばれるドイツの教育学者フリードリッヒ・フレーベルが「子どもたちの力を信じ、寄り添う」姿勢を背景に発明した教育遊具の総称で、丸・三角・四角の基本的な形体から成り立っており、“積木の原点”と言われています。私たちは、フレーベルの姿勢を引き継ぎ、子どもたちが自分の力で遊び方を発見し、学び、さらに大きく展開していける製品を作り続けています。
安心・安全への取り組み
フレーベル館のオリジナル商品はすべて、各商品群別の基準を遵守し、製造販売をしております。遊具については、日本公園施設業協会の「遊具の安全に関する基準」、玩具については、日本玩具協会の定める「玩具安全基準」、そのほか「食品衛生法」「SG基準」などをクリアしています。そして、さらに安全性を高めるために、フレーベル館独自の取り組みを行っています。
絵本の工夫
低年齢児向けに発刊している絵本は、子どもたちが本を扱う上で怪我をしないように工夫を凝らしています。その一例をご紹介いたします。
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角丸
子どもたちが本の角で怪我をしないよう、本の角を丸くしています。 -
逆中綴じ
本を綴る針金の先端で怪我をしないよう、針金の先端が本の背の部分にくるようにしています。
教材や遊具の工夫
教材や遊具においても、子どもたちの安心・安全を考え、構造面で工夫を凝らしています。また、遊具に関しては、日常点検に便利な点検シートのデータ配布も行っています。
キンダーマーカー たふっこ
万が一の誤飲に備えて
子どもがふたを飲み込んでしまっても、窒息することが無いように、ふた部分に6つの通気孔がついた構造になっています。食品衛生法に準じた、安全なインキを使用しています。
キンダービークルシリーズ
安心して遊べる安全設計
子どもの足や指などをはさむ可能性がある場所をできる限り排除するため、穴のないペダルや、ホイールを開発いたしました。また、グリップ部分は、倒れた際の怪我を軽減させるよう、端に大きな丸みを持たせています。
6輪ひなん車キンダークライム
緊急時にすぐれた機動性
瓦礫の中や悪路などに対する走破性に特化した、大口径の6輪避難車です。回転するキャスターの付いていないフレーベル館独自の機構は、一般的なキャスター式おさんぽ車が走行困難な段差や起伏への対応性能が大幅にアップしています。
日常点検シート
子どもたちが常に安心・安全な環境で思いっきり遊べるよう、日常的な点検をお願いしています。
園庭遊具を安全に使用するため、遊具の日常点検ポイントを分かりやすく図解した「園庭遊具の日常点検シート」はご購入の有無に関わらず、下記よりご自由にダウンロードして頂けます。
日常点検シート