児童図書

フレーベル館が発⾏する絵本や読み物、図鑑などの書籍の企画提案・編集を⾏うのが編集職です。
また、出来上がった書籍を広く知ってもらうために販促案を考えることも仕事の一つです。
絵本は「子どもたちが初めて触れる文学」。絵本によって、いくつもの未来への可能性を持つ子どもたちが本の楽しさに気付き、いろんな世界に触れるきっかけになりますように、との思いで取り組んでいます。
さらに、グローバル化に伴う英語教育へのニーズの高まりや、情報技術の発展など、時代の動きに合わせた図書の企画編集にも注⼒しています。子どもたちの健やかな育ちを支え続けるために、これからも時代に即した図書をつくり続けていきます。

児童図書

先輩社員の声

メディア事業部 編集部

フレーベル館でこれまでどのような仕事を経験されましたか?

入社してから市販書籍の企画や編集を行っています。主に乳幼児向けの絵本や、キャラクター絵本を担当させていただくことが多いです。作家さんと一緒に作り上げるものもあれば、先にテーマを決めて内容を考えていくものなど、作り方は様々です。
また書店をはじめとする市場調査、プロモーションや販促の検討なども、関連部署と連携しながら行います。自分が担当する書籍の、ありとあらゆる業務に携わります。

現在の仕事内容と、子どもたちの健やかな育ちを支えるために実践していることは何ですか?

乳幼児向けの絵本担当が多いことは変わりませんが、最近は図書館にあるような小学生向けの学習用書籍の制作にも関わっています。
児童書は対象年齢を比較的はっきり決めて作ることが多く、その時々で、その年齢の子どもたちが読むにあたってのベストは何か、内容はもちろん、ページのめくりやすさや見やすさ、安全性や持ったときの重さ、素材や印刷など、様々な面から検討しています。
読者に寄りそって…子どものときの気持ちを掘りおこして…一冊ずつ向き合い、制作に努めています。

現在の仕事でやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

成果や続けてきたことが、目に見えるようになったときは嬉しいです。本が完成したときはもちろんですが、例えばラフやダミーを見たときは、企画段階では自分の頭の中にしかなかったものが、ようやく形になってきた喜びがあります。
また、担当した本を読者にお届けできたとき、読んでもらえたとき、そのときの表情を見ると、気持ちがふわっと軽くなります。

就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします!

「どんな仕事をしたいか」、未来について考えるのはなかなか大変なことだと思います。目標を持って就職活動をしている人もいれば、「なんとなく」で動いている人も、中にはいるかもしれません。
そのときは「今の自分自身」と向き合って、好きなこと、興味があること、小さなきっかけでもよいので、そこから仕事に結びつけられたらと思います。
体調にも気をつけて、就職活動を乗り切ってくださいね。

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