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うらわ美術館「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」に行ってきました

2012/08/08

スロバキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年ごとに開催される、「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」は、世界最大規模の絵本原画コンクールとして知られています。

参加できるのはプロの作品にかぎられており、2011年度は、44ヶ国から356人2318点が出展。その中から、ヨッヘン・シュトゥーアマンさんの『ニコとねずみのすてきなせかい』の原画が、見事金牌を受賞しました。

受賞のお知らせページはこちら

この作品を含む2011年度の受賞作品が、2012年夏から2013年にかけて、日本国内で巡回展示されています。

普段なかなか見ることのできない原画を間近に見られる、またとないチャンス! というわけで、この絵本の担当編集者Tが、さっそく巡回展トップバッターのうらわ美術館に行ってまいりました。

 

うらわ美術館は、JR浦和駅から徒歩7分。
浦和ロイヤルパインズホテルの3Fにあります。ワンフロアーの美術館ですが、いつもとても充実した展示をされています。

 

入って左手にずんずん歩いていくと…ありました!
日本語版も展示されています。感激!

手に取って読めるようにしていただいています。

 

原書も手に取って見られますよ。

そして、何よりステキなのが、シュトゥーアマンさんの原画たち!

実は翻訳の絵本は、原画を見ずに原書だけを参考にして日本語版を作ることが多く、この絵本を作っているときも、原書の色合いを忠実に再現するよう心がけたのですが…、やはり原画は別格ですね!

しっかりと重ねられた色のひとつひとつが独特の色合いを生みだしていて、原書よりもいっそう深みが感じられました。筆のタッチまで間近でじっくりばっちり鑑賞し、はあ〜、大満足。

はるばるドイツからやってきてくれたシュトゥーアマンさんの原画たち。
この巡回展がなければ生では見られなかったものなので、編集者として、とても貴重な体験をさせていただきました。

この他にも、第1部ではグランプリをはじめとする受賞作品、第2部では日本の絵本作家さんによる出品作品、第3部ではスロヴァキアの作家さんたちの原画、第4部では明治から現代までのしかけ絵本の展示と、まさに大充実の展覧会でした。

また、同じフロアにはこのように造形体験ができるお部屋も…。

絵本の世界をあじわって、創作意欲がわいたら、すぐこちらで絵を描いたり工作したりできちゃうという、楽しいお部屋です!
お子さま連れにぴったりですよ。

うらわ美術館での展示は9月2日まで。
その後のスケジュールについては、こちらをご覧ください。

夏休みのお出かけに、ぜひぜひおすすめしたい展覧会でした!

(編集部T・C)

『ニコとねずみのすてきなせかい』

 

 

 

 

 

こちら、ヨッヘン・シュトゥーアマンさんの最新作もおすすめです!

『せかいいっしゅうビッグラリー』