
サード・プレイス
中高生が利用できる施設、サプリガーデン。そこは、「自由」に過ごすことができ、さまざまな「きっかけ」をつかむことができ、「やりたいこと」に挑戦できる場所。家でも学校でもない、きみたちだけの第三の居場所、「サード・プレイス」。
友だちに自分の趣味を言えない瑞希、自分だけ外れていると感じるダイ、変化にとまどうぴよっち、難関私立中学に入学して成績がビリになってあせる亮、4つの短編連作。
作者のささきありさんはサード・プレイスでスタッフとして関わり、そこで活動する中高生とふれあいながらこの物語を創作しました。いまここにいる、等身大の登場人物たちの物語をぜひ味わってみてください。
サード・プレイス
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中学生が主人公ですが、小学校高学年の子どもたちにおすすめの読みやすさ!
目次のイラストから物語が想像できそう! ©SAKAI Sane
本を開けて初めに出てくるカラー扉はカバーに描かれたPart1の主人公、瑞希。瑞希は、ちょっとグロいマンガとアニメが好きで、その趣味を共有できる学校の友だちはいません。
学校での疎外感、コスプレのうれしさを装画担当の酒井以さんがすてきに描いてくださいました。
Part1の始まりはこんな感じです。スマホ片手にSNSをチェックしながら通学、
いまどきの女子中学生。
クラスの友だちはおしゃれに興味のある女の子。瑞希は自分の趣味とは違う子たちに会話を合わせるのが少し居心地悪いようです。
瑞希はクラスの友だちと自分の趣味を分かち合えるのか?