
ぜったいひとつだからね
ぼくの妹ローラは、ちょっと変わった女の子。
ある日ママが買い物に行くとき、「なにかひとつ買っていいわよ」
っていったんだけど、
ローラったら数え方がちっともわかっていないんだ……
いいかい? ぜったいひとつだからね!
はちゃめちゃローラと、やさしいおにいちゃんチャーリーの、
とってもチャーミングな数字遊びがはじまります!
ぜったいひとつだからね
本体価格 1,400円(税別) 著者名 ローレン・チャイルド/作 木坂涼/訳 対象年齢 3歳から サイズ 29×26cm ページ数 32ページ 発行年月 2016年11月 ISBN 9784577044285
買い物に行く道すがら、いろんなものを数えだすローラ。
「あのてんとうむし、20ぴきかなあ、17ひきかなあ、50ぴきかなあ…」
「鳥の数は、1,2,5,7,11…」
まちがえててもお構いなし! 今回もローラはふてぶてしい!
大きい数にも興味があるローラ。
「1まん(一万)って、だいたいどのくらい大きいの?」
丁寧にわかりやすく答えていくチャーリーが涙ぐましい…。
それでもあまりにも大きな数にはお手上げかと思いきや、
センスたっぷりのアンサー、さすがです!
そしてこの顔!!
ママはずっと「ひとつ」と言っているのに、ピッと指を3本たてて「3つよね?」とは…。
おそるべき子どもです。でもかわいい!憎めない!
この子、ぜったいわざとやってるんじゃないかと思います。
既刊『ぜったいたべないからね』『ぜったいねないからね』『ぜったいがっこうにはいかないからね』も、装丁を新たに同時刊行です。かわいい表紙を見てしまったら、これはもう、ぜひとも4冊そろえたい!