
カボチャの なかに たね いくつ?
主人公のチャーリーは、“背の順”に並ぶのがキライ。
なぜなら、クラスでいちばん背がひくいから。
ある日担任のティフィン先生が、大きさのちがう3つのカボチャを教室にもってきます。
「このカボチャには、それぞれいくつの種が入っているかな?」
10人のクラスメイトはいろいろな意見を出して、種を数えることになります。
いちばん小さなカボチャの種を数えることになったチャーリーは、
意外な観察結果に気づきます…。
「見た目からは中身はわからない」
あたりまえだけど忘れがちなこと、
チャーリーたちも読者も、はっと思いだすはず。
予想・観察をとおして子どもたちの「科学」する心をのびのび育てる、
ティフィン先生の実践授業がはじまります!
カボチャの なかに たね いくつ?
本体価格 1,300円(税別) 著者名 マーガレット・マクナマラ/作 G.ブライアン・カラス/絵 真木文絵/訳 対象年齢 小学校低学年から サイズ 28×23cm ページ数 32ページ 発行年月 2015年9月 ISBN 9784577043257
ティフィン先生がもってきた3つのカボチャ、おおきいの、ちゅうくらいの、ちいさいの。
「それぞれ、いくつの種が入っていると思う?」
聞かれたみんなは、思い思いの数を答えます。
ある子は「おおきいのには、100まんつぶ!」、
またある子は「ちゅうくらいのには、22つぶ」と、こんなぐあいに。
チャーリーの意見で、カボチャをくりぬいて数を数えてみることに。
ティフィン先生の授業は、子どもたち自身の考えが最優先。
観察の進め方も数え方も、
全部みんなで意見を出しあって決めていくんですよ。