
セッセとヨッコラ ヒョゴーどうくつの たんけん
犬のセッセは、せっかちで前のめり。
猿のヨッコラは、冷静でちょっとめんどうくさがり。
そんなふたりが、布団の中で(!?)洞窟探検を繰り広げます。
那生先生曰く、この作品のタネは、
ご自身が子どものころに行っていた「夜のひとりごと遊び」。
★★★★★★★
「おーいっ! ここは真っ暗でなにも見えないぞ! 助けてくれーっ!」
このセリフ、毎夜ベッドに入って暗くなると聞こえてくる、小さなころのぼくのひとりごと。
舞台は戦場か船上。
だいたいが絶体絶命の立場に置かれているのはぼくで、ストーリーのはじまりはじまり。
どうにかこうにか、あらゆるモノを駆使して危機を脱出し、ギリギリ助かるのがいつものパターン。
だって、原作・監督・演出・主演・エキストラ・効果音に至るまで、すべて自分なんだから、助からないはずがないんだけど、これがまあ楽しくて楽しくて…。
いつかはこの「夜のひとりごと遊び」を題材に絵本を描こうと思っていたのを、ついにカタチにすることができた。
でも、2段ベッドの下段で寝ていた姉は、毎夜うるさかっただろうなぁ。
★★★★★★★
セッセとヨッコラの思うがままに進行される探検ストーリーは、
読み手の空想力をおおいに満たしてくれます!
セッセとヨッコラ ヒョゴーどうくつの たんけん
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真っ暗闇に、4つの目玉がぱちくり。
いったいだれが、どこで、なにをしているのでしょう?
目玉の正体は、イヌのセッセと猿のヨッコラでした。
ふたりは夜、布団の中で話していたのです。
ヨッコラの「どうくつにいるみたいではあるけどね」という台詞をきっかけに、
どこまでも空想が広がって…
ふたりの洞窟探検がはじまります。
それにしても、「ヒョゴーどうくつ」ってどんな洞窟…?
答えは、探検の果てに!