
さよならのドライブ
12歳の女の子、メアリーがトチノキの坂道で出会ったのはひいおばあちゃんの幽霊!
幼い頃に体験した母親の死が影響しておばあちゃんのエマーは、
死を受け入れられずに病院にいます。
幽霊のタンジーは、今のエマーに自分が必要だから姿を現した、
とメアリーとママ、スカーレットに話しました。
病院にいるおばあちゃんと幽霊のタンジーを引き合わせるために、
スカーレットとメアリーは女4人で夜のドライブへ出かけます。
おばあちゃんが生まれ育った家へ〜タンジーが亡くなった場所でもあるのですが〜向かって……。
メアリーがタンジーと出会ってから数日間の話ですが、
タンジー、エマー、スカーレットに起こった過去のエピソードがはさまれて、
物語が増幅され、深く心にきざまれます。
せつないけれど、さわやかな読後感のある作品です。
さよならのドライブ
本体価格 1,500円(税別) 著者名 ロディ・ドイル/作 こだまともこ/訳 こがしわかおり/絵 対象年齢 小学校高学年から サイズ 20×14cm ページ数 296ページ 発行年月 2014年1月 ISBN 9784577041000
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大の親友は引っ越してしまうし、大好きなおばあちゃんは入院中。
主人公メアリーは悲しくて腹立たしい気持ちを抱えていて……。
物語を読みとく手がかりにもなる、母系4世代の家系図を挿画で紹介しています。
子どもと手をつないだ幽霊はしっかりとした姿に見える、というルールを思いだし、病院に行くタンジー。
けれども、幽霊だと患者たちに見破られて……。