
ひとつぶのもりのたね
日本の山里の自然と動物たちの姿を美しいタッチで描いた「みのりのえほん」シリーズが、ついに完結! ラストを飾る4巻目は、初秋の野山を舞台に、ひとつぶのドングリとリスがくり広げるお話です。
雨がほとんど降らない夏が終わり、実りの季節がやってきても、森の木々は弱り実をつけません。心配屋のリスは、ドングリの老木のもとへ行きますが、ひとつぶのドングリをつけているだけ。命が絶えようとしているドングリの老木から故郷の話を聞いたリスは、残されたドングリを老木の故郷へ戻そうと決意します。森の生命の巡り、生命の再生について考えさせられる、「みのりのえほん」シリーズ最終巻にふさわしい内容です。
ひとつぶのもりのたね
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高野紀子さんが描く、繊細で美しい風景と動物たちの姿に、思わずうっとり。
森の中にいる気分に浸れます。
最終巻を記念して(?)、1〜3巻の主人公の動物たちも再び登場!
巻末には、自然史研究科・富田京一氏による解説ページが付いています。登場した動物や植物の生態がよくわかり、物語への理解が深まります。
「みのりのえほん」シリーズは、会津の小国山麓の山里で暮らす千世繭子さんが、実際に出合った動物たちとのエピソードをもとに書かれた物語です。登場する動物や植物も、日本の山里で見られるものばかり。すぐそばで一緒に暮らしている自然のこと、動物たちのことに、絵本を通じて、ぜひ心を寄せてみてください。

みのりのえほんシリーズ