保育者様へ

フレーベル館のココだけの話

 

第三恩物で遊ぼう!

2018/05/01

今回は第三恩物をご紹介します!

前回第二恩物で形を比較した「立方体」に焦点をあて、8個の立方体でつくられる形の変化をみることができます。

まず、恩物は基本となる辺の長さを3cmとしています(基尺)。第三恩物も、1辺が3cmの立方体なので、いろいろな形をぴったり組み合わせることができ、新たな発見ができるようになっています。

第三恩物を順序に従って取り出すと、まず最初に現れるのが1個の大きな立方体です。そのため、第三恩物の説明は、「8個の立方体」があるのではなく、「1個の立方体が分解されて8個」になることが特徴です。

ここで、第三恩物の取り出し方の順序について、ご紹介します。

  1. 自分に「3」が向くように箱を置く
  2. ふたを約2cmあけて、両手で箱を2回手前に倒す
  3. 底にきたふたを引き抜く
  4. ふたを箱にのせ、箱をまっすぐ上にあげて取る
  5. 空箱にふたを斜めに立てて入れる

片付けるときは、ふたの上で立方体を作り、箱をかぶせておさめることで、美しく片付けができますよ!

フレーベルは恩物を使った表現を「生活の形式」「美の形式」「認識の形式」の3つで捉えていました。

「生活の形式」は、自分の生活での体験や身の回りのものを恩物で再現する遊びです。例えば、第三恩物を使うと、ロボットやキリンを作ることができます。

 

「美の形式」は、美しい模様を作り出す遊びです。

「認識の形式」は、考えることを楽しむ遊びで、1つの大きな立方体であった第三恩物を、上下や左右に分解したり、高さ長さを比べる作業を通して考えていくことを指します。

1つのものがいくつかの要素から成り立っていることを子どもが発見できることは、ものの成り立ちを理解する手助けにもなり、子どもたちにとって、とても大切なことです。

第三恩物、是非皆様もお手にとって遊んでみてくださいね。

 

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